母乳でもミルクでも混合でも、1台持っておきたい搾乳器!
搾乳器って買う必要あるの?と思う人は多いと思います。隆乃もそう思ってました。出産前どころか、出産してからも、ずっと買うか迷っていて、産後何ヶ月か経ってやっと買ってみて、「もっと早く買えばよかった!」と後悔した育児グッズのひとつです。
結論から言うと、搾乳器は利点だらけです。
- 乳腺炎を防げる
- 外出などの間隔が開く予定の前に絞っておける
- 赤ちゃんが寝すぎるなど飲んでくれなくても絞ってペースを整えられる
- 搾乳して保存した母乳があれば、完全母乳育児でもママ以外が授乳ができる
ちなみに隆乃は、(おそらく家系で)出にくい体質のようで、一人目も二人目も混合でした。誰に言われたわけでもないですが、自分の気持ちとしては母乳をあげたかったので、一人目の産後2ヶ月くらいまでは必死でノイローゼ気味でした。
その頃は、ネットの情報も今ほど多くはなくて、授乳指導でも成果が出ずにとても苦労しました。試行錯誤してがんばって3~4ヶ月頃には、母乳8割の混合までいけたのですが、どうしても赤ちゃん主体の授乳リズムになってしまい、大変でした。
今思えば、ほんとに搾乳器をさっさと買えばよかったですね。
搾乳器の存在は妊娠中から知っていたのですが、どうにも「たくさん出る人が使うもの」という感じがして、隆乃が初めて購入したのは断乳をするためで一人目の産後半年くらいの時でした。一人目の子が保育園に入るので、少し前から断乳をするためにペース調整や外出前などに搾乳するために購入しました。
購入したのは、ピジョン母乳アシスト さく乳器(手動タイプ)です。
電動タイプもありますが、よく分からなかったので、ひとまず手動を購入しましたが、結果としては手動でも充分に活躍してくれました。
隆乃の体験談としては、上記の利点で挙げた内容で役に立ったほかに、二人目では独特な場面で活躍してくれました!
それは、隆乃の二人目の出産は、出産直前でコロナ陽性になってしまい、なんと陽性期間中に出産になったのです。その場合は、産んですぐに赤ちゃんとは離されて、母親(隆乃)は早々に退院しますが、母親(隆乃)の隔離期間が終了するまでは赤ちゃんは退院どころか面会もできませんでした。
隆乃は、一人目の授乳で苦労したので、二人目の出産の後は、当日から自分でせっせと母乳マッサージをしていました。そこで困ったのは、生産量が順調に増えていったけど自分で絞る量が追いつかず乳腺炎になりかけたのです。
看護師さんには「搾乳器は、乳腺炎になるかもしれないから使わないで」と言われたのですが、「これは放置した方が乳腺炎になるのでは?」と思い、搾乳器で絞ってみました。すると、カチカチになっていた乳がたくさん母乳を出しきって柔らかく落ち着きました。本当にホッとしました。
赤ちゃんが入院中で母乳を飲ませられず、そのままだったら私は母乳がすぐ出なくなっていたと思いますが、退院まで自分で毎日3時間ごとに搾乳していたおかげで、赤ちゃんが退院してからすぐしっかり授乳させることができました。
また、二人目の赤ちゃんは予想外にたくさん寝る子で、夜も全然起きない子だったので、深夜の授乳は諦めて、搾乳でペースを調整するのにも搾乳器はとても重宝しました。
搾乳器は、絞る量をちゃんと調整すれば、たくさん母乳が出る人にも、少なくてこれからたくさん出したい人にもとてもいいものだと思います。
迷っている人は、まず一番安いものから試しに購入して使ってみることをおすすめします。きっと役に立ちますよ!
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