新生児の肌着って何枚必要?

出産準備お役立ち情報

新生児の肌着ってなに?

新生児とは、産後1ヶ月までの赤ちゃんのことです。

妊娠が分かったマタニティさんは、まず出産準備をするにあたり、必ず赤ちゃんの服を購入しますよね。

生まれたばかりの赤ちゃんは、1ヶ月検診までほとんど外出せず、検診後も遠出をしないため、着る服は肌着(下着)が中心になります。

初産のマタニティさんは、雑誌や出産情報本や親族や友人のお話を参考に出産準備をしていくことかと思いますが、その中でも必ず通る疑問は、

肌着って何枚準備すればいいの?

ってことですよね。隆乃もそうでした。

今回は、肌着の準備する枚数や、季節での違い、月齢などについて書いていこうと思います。

妊娠・出産情報誌の内容をどこまで信じればいい?

例えば、隆乃も二人目の出産で参考にした『らくらくあんしん妊娠・出産(㈱学研プラス)』では、出産準備にあたり洋服の項目は、短肌着もコンビ肌着もツーウェイオールもなにもかも「季節に応じて4~5枚」と記載があります。

『最新改訂版 らくらくあんしん妊娠・出産』
漫画「コウノドリ」の主人公のモデルとなった産科医の監修で、妊娠1カ月から出産まで、母親の体の変化、赤ちゃんの様子、家族にできることなどをわかりやすく解説。月別インデックスつきで調べたいことがすぐわかる。スマートフォンで読める無料電子版つき。

……え、ほんとに??

一人目の時は違う本でしたが、だいたい同じことが書いてあり、初産の隆乃はこう思いました。

でも隆乃は、レシピや教科書を重んじる人間だったし、お金は無限にあるわけではないので、教科書を信じて短肌着や長肌着などをそれぞれ5枚ずつ用意しました。

そうです。経産婦さんなら分かりますが、

全然足りないよ。足りる家庭あるの?むしろ足らせるな。

これです。

結果としては、

出産情報誌は、『出産まで』のサポートに過ぎない。産後の生活については、カバーしきれないよ。

という感じです。

では、情報誌が真実ではないなら、どう考えて赤ちゃんの服を準備すればいいのか。

それを隆乃の経験談を元にご紹介します。

新生児肌着は、新生児だけにあらず

まず、新生児肌着の定義ですが、『新生児』といえば産後1ヶ月までのことですが、出産準備品として隆乃が考える新生児肌着は、「新生児からサイズ70までになるまでの服」です。

サイズ70って何ですか?ごもっともな疑問です。

そもそも赤ちゃんの服は、大人のS・M・Lのようなサイズ表記ではありません。

赤ちゃんの身長を基準に洋服のサイズが決められています。

サイズ70とは、身長が70cm前後の赤ちゃん用という意味です。

また、赤ちゃん用の服のサイズは、50~60・70・80・90(以降10cm刻み)となっています。

なぜ最初は50~60という20cmまとまった表記なのか。それは、出産時の赤ちゃんは平均的に身長50cmくらいで、その後3~4ヶ月くらいでだいたいの赤ちゃんが身長60cmくらいになるからです。

隆乃の子ども二人も、身長の推移はそんな感じでした。

ちなみに身長70cmは、隆乃の一人目の子は7ヶ月くらいの時に超えました。でもこれでも大きめでしたので、平均的な赤ちゃんだともっとかかるかもしれません。

つまり、ほぼ服のサイズが変わらない大人と比べると赤ちゃんのサイズアウトって早いけど、それでも数ヶ月単位の話だよ。ということです。

隆乃の赤ちゃんも50~60を半年くらいは着ていたということです。それをふまえて買う頻度も考えていくといいですね。

赤ちゃんの特性によるけど、短肌着とカバーオールは10枚ずつくらいは欲しい。

まず、前提として

赤ちゃんは、めっちゃ着替えるよ!!!!

引くほど着替えます。

理由としては、以下のことがあります。

①赤ちゃんは、たくさん汗をかき、そのままにしておくとビビるほど汗疹(あせも)ができる。

②たくさん吐く赤ちゃんは、すぐビショビショになり、そのままにすると肌が荒れまくる。

主に汗と吐いたミルク(母乳)で汚れる頻度が高いので、着替えはたくさん必要です。

「赤ちゃんの機嫌はいいからそのままにしてるよ~」は、やめましょう。乳児期の肌荒れはアトピーの原因になります。

また、ママは産後しばらく(半年くらい)まじでまともに活動できません。すぐ疲れるし謎の体調不良で元気にハキハキ動ける人の方が珍しいです。

だから洗濯の回数は最小限にするつもりでいましょう。

つまり、着替えは充分に準備しましょう。

二人育てた経験から言うと、隆乃としては、短肌着とカバーオールがあればいいという感じです。

長肌着とツーウェイオールはいりません。使うタイミングはありません。足の部分にスナップがついていないと赤ちゃんの下半身の動きではだけてくるので不便ですね。寒そうだし。

短肌着はオールシーズンにマストで必要です。なので多めに準備しておいていいです。

隆乃家は、今くらいの冬の寒い日だと、お風呂上りは短肌着の上に長袖のカバーオールを着せています。

カバーオールは、冬は長袖、夏は半そでを着せればいいです。肌着ではないので、急に外出する時などにも着替えせずすぐに出かけられるので便利ですね。短肌着と同じだけあると在庫管理がしやすいです。

夏などの湿度が高い・暑いけどクーラーが当たると寒そう、という時期のお風呂上りには、赤ちゃんの汗がひくまで短肌着の上にカバーオールの代わりにコンビ肌着を着せておくのもおススメです。肌着と同じ綿素材なら汗を吸いやすく、落ち着いてからカバーオールを着せるとベタベタしなくて赤ちゃんの汗疹も防げます。

なのでコンビ肌着は、夏だけ3~4枚あると便利ですね。

結論としては、短肌着15~20枚・カバーオール15~20枚(季節の変わり目に生まれるなら出産時の季節分5~10枚、次の季節分15~20枚)・コンビ肌着3~4枚くらいが必要になります。

出産準備としては、まず10枚ずつくらい準備しておいて、着替えが多そうなら上記の枚数まで買い足すといいですね。

種類限定のまとめ買いを有効活用しよう!

ベビー服の購入は、西松屋や赤ちゃん本舗などが有名ですが、最近は楽天などの通販でもかなり安価で充実の品揃えになりましたね。

よく分からないと「出産準備セット」みたいな、全種類の肌着が入ったセットみたいなものを購入してしまいがちですが、おススメは「短肌着5枚セット」や「短肌着・コンビ肌着セット」という欲しい種類だけに限定されたセット販売がおススメです。

たくさん買うものなので、なるべくいらないものを買わずに費用を抑えたいですね。

そして購入する際は、できるだけスナップボタンがプラスチックのものがおススメです。金具タイプは、外す時にちぎれそうで力加減が難しいです。

毎日よく汚れてたくさん使うものなので、ベビー肌着・カバーオールは可愛くて安価で使いやすいものを選んで、少しでもストレスフリーにできるといいですね。

「あれも着せたいし、これも着せたいな」と思えるような服が見つかると、毎日の着替えが楽しくなりますよ。

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